【1泊2日】福岡発 雲仙普賢岳ひとり旅モデルコース ミヤマキリシマ 妙見岳 国見岳 

1泊2日

雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)は、長崎県にある活火山で、標高は1,435メートルあり、春のミヤマキリシマや秋の紅葉が美しいことで知られています。

雲仙普賢岳は平成2年に噴火活動を開始し、主峰を越える高さとなった溶岩ドームは、平成8年に平成新山と名付けられています。登ることはできませんが、間近で見ることができ大迫力です。

福岡から雲仙までのアクセスがしにくかったり、雲仙から仁田峠までの乗り合いタクシーがなくなっていたりと公共交通機関での計画を立てるのは大変でした。

ですが、今回、無事にミヤマキリシマの美しい花や雄大な景色を楽しんでくることができました。どなたかの参考になったら幸いです。

1. 満開情報

たくさん咲いているときに行きたいですね。ヤマップの活動日記を検索するか、雲仙市のホームページで確認して咲いているのを確認してから出かけましょう。

今年は桜がかなり早く咲いたのでミヤマキリシマも早く咲くのではと思いましたが、ほぼ例年通りでした。

雲仙岳の活動日記一覧 ヤマップ公式HP

雲仙市 ミヤマキリシマ開花情報 公式HP

2. 福岡から雲仙までのアクセス(公共交通機関)

【福岡から雲仙までのアクセス】おすすめ&最安 公共交通機関
雲仙普賢岳のミヤマキリシマを楽しみたいと、ひとり旅の計画を立てましたが、公共交通機関での行き方にかなり迷ってしまいました。 雲仙普賢岳は秋の紅葉も綺麗なので、また行くときのために、ここに記録として残しておきたいと思います。 1. アクセス ...

3. ランチ「文の字」11:30~14:00 17:00~22:30/ 定休 木曜

初日は、雲仙に着いてすぐに、ここのランチをいただきました。このしろフライ定食980円。

しっかり手作り!タルタルもありましたが、このお店の自家製ポン酢をお願いしていただきました。

しっかり捌いてくれて、青じそ巻いて、粉つけてくれました。カウンターがあるので、ひとりでも入りやすいです。

メニューも写真があって分かりやすい。どれも美味しそう。

鮨職人をされていたそうで、食事後、切り絵を目の前でしてプレゼントしてくださいました。富士山です。

4. 雲仙のおすすめ日帰り温泉 / 地獄めぐり散歩

山登りは2日目に行うので、1日目はランチのあと、温泉巡りを行いました。

【雲仙温泉日帰り】地元民も通う共同浴場3選+おすすめ1選
雲仙温泉のお湯は硫黄を含んだ酸性泉です。雲仙温泉街にバスで着いた瞬間から、雲仙地獄の噴気が見えて硫黄の香りがプンプンです。 温泉街付近に住んでいる方が、硫黄にやられて電化製品がもたない。テレビも5年ぐらいで壊れたとおっしゃっていました。それ...

温泉巡りの合間に、地獄めぐりも行いました。新湯温泉館のとなりの宮崎旅館のすぐ脇に雲仙地獄入口があります。

猫がゆうゆうと地獄の中を散歩していて、笑ってしまいました。場所によっては温かくてお気に入りなのかもです。

5. 民宿 関荘 

雲仙温泉街から近く、ひとりでもリーズナブルに泊まれるコスパのよい民宿です。ご飯も美味しく、お宿の方が親切でした。おしどり池ビューの部屋とお風呂があります。お布団ふかふか。食事処はテレビビューの席でした。ひとりだったので、気をつかってくださったのかな。おっちょこちょいなおばあちゃんがいましたが、一生懸命、接客してくださり癒されました。

翌日、登山口である仁田峠まで送迎してくださり、お弁当まで作ってくださいました。

6. 山登り / 雲仙岳 池の原園地〜三岳周回コース

宿のご主人に、車で仁田峠まで送っていただき、そこから登山を開始し、帰りは池の原園地経由で雲仙温泉街まで歩いて帰ってきました。

このマップでは、標準コースタイム4時間10分となっていますが、わたしの歩いたコースは、下山後の仁田峠から池の原園地までのコースタイム30分弱と池の原園地から温泉街までの1時間弱が追加されます。

標準コースタイム5時間30分くらいのコースを歩いてきました。

雲仙岳 池の原園地〜三岳周回コースマップ ヤマップ公式HP

ちなみに仁田峠循環道路通行時間は8:00~18:00です。仁田峠へは8時からしかアクセスできないので、早朝登りたい人は池の原園地から自分で登ることが必要です。

仁田峠では、ミヤマキリシマがとてもきれいでした。

標識にしたがって、妙見・国見岳へと向かいます。

ミヤマキリシマが広がっていて絶景です。

いい天気で遠くまで見渡せて気持ちがいい。

ロープウェイ下車の駅でもある妙見岳山頂には、トイレがあります。

登っている間、ウグイスがよく鳴いていて、その中を歩くのは至福のときでした。

国見岳。残念ながらミヤマキリシマはまだ蕾でした。鎖場があるので慎重に進みます。

国見岳から見る平成新山の形がかっこいい。

新緑がきれいな中を進みます。時々、総合案内板があるので、現在地を確認しながら進んでいきました。

風穴があったので看板の下に手をかざしてみました。冷気を感じます。

岩壁に「ヤマグルマ」が垂直に根を張っています。

有明海と島原半島北部の眺望。

良い天気で歩いていて気持ちのいい日でした。

普賢岳到着。後ろにそびえたっているのは、平成新山です。

ここも、ミヤマキリシマはほとんど蕾でしたが、少しだけ咲いていました。

景色を眺めながら、お宿で作っていただいたお弁当をいただきました。山で食べるおにぎり、最高です。

帰りも新緑を見ながら歩きました。

仁田峠のロープウェイ駅まで戻ってきました。普賢神社拝殿です。

展望台からの眺めを満喫した後は、仁田峠駐車場でトイレに行った後、もう一度ミヤマキリシマを堪能しました。

池の原園地経由で雲仙温泉街へと向かいます。池の原園地もミヤマキリシマがきれいでした。

7. まとめ

国見岳のミヤマキリシマの時期は外してしまいましたが、代わりに池の原園地できれいに咲いていたので満足できました。仁田峠のミヤマキリシマも美しく、天気にも恵まれ素晴らしい山旅となりました。

美しい山だけでなく、温泉も食事も楽しめる雲仙。おすすめです。

タイトルとURLをコピーしました