熊本県にある阿蘇の民宿「あそ兵衛」に宿泊してきました。このお宿は、一級建築士のデザインしたおしゃれな貸し切り湯や、一風変わった貸し切り湯のあるリーズナブルな民宿です。
こちらの写真は、本館です。本館でチェックインして、リーズナブルにひとり泊する場所は別館となります。
ふたり以上で宿泊する場合は、朝食夕食をつけることができますが、今回、ひとり泊のため、素泊まりの利用となりました。
夕食では、阿蘇名物ブランド和牛「あか牛」や、熊本名物の馬刺し、だご汁を食べることができ、これがすこぶる評判が良いので食べてみたかったのですが、またいつかのお楽しみにしようと思っています。
民宿「あそ兵衛」へは、阿蘇駅からバスを使えば15分かからず着くことができます。なんと、隣がコンビニで、朝食夕食のついていない私にとってはすごく便利でした。
ここ、「あそ兵衛」は泊まってみると、ひとり阿蘇登山の起点にちょうど良かったので、ここでご紹介したいと思います。
1. お部屋
コスパの良い民宿なのですが、部屋案内がありました。別棟だったので、なるほど案内が必要なのだなと思いましたが、部屋のことまでいろいろと説明していただき、恐縮しました。
わたしは6畳の部屋を選んでいて、2階にありました。
造りは一般的な民宿ですが、シンプルなモダン和室にリフォームしてあり、清潔感があります。
お湯は、自分で沸かせる方式なのが嬉しい。ドライヤー、部屋着など必要なものは用意してありました。
冷蔵庫もあります。布団敷きはセルフサービスですが、羽毛布団で快適でした。
トイレと洗面は共同。洋式の清潔なトイレです。洗面所はのれんのようなものがかかっていて目隠しになっていたので、気が利いているなと思いました。
壁は薄いのですが、お隣も出張かなにか、ひとり旅のようで静かで一安心。わたしは大丈夫でしたが、騒音が気になる方や小さなお子様連れの方には不向きだと思います。
また、車の音もしますが、林に隣接してるので、朝夕に鳥の声がして、それにはすごく癒されました。鳥の声で目覚めるのは気持ちのよいものです。
2. お風呂
お風呂は6つあり、すべて貸し切りになります。別館にもお風呂はありますが、デザイナーズ風呂へは、屋外に出て本館まで移動となります。
こちらは、「椿の湯」。一番広く、ゆったりくつろげるお風呂でした。画面には花火が打ちあがっており、それを見ながら湯舟に浸かるのは風情があります。脱衣所も広く、ドライヤーがありました。
「もみじの湯」では、水族館のように画面にはお魚が泳いでいました。窓の外のもみじがきれい。湯舟のサイズは2人用といった感じでしょうか。
「椿の湯」と「もみじの湯」のデザイナーズ風呂は人気なようで、1時間ごとの予約制となっています。けれど、わたしの行ったときは人が多くなく、いつでも入れるようになっていて、待ち時間もなく快適に入ることができました。温泉ではないのは残念ですが、さすが水が良い熊本だけあって、やわらかいお湯です。
五右衛門風呂もありました。おもしろいですね。こちらは、ひとりでいっぱいかもしれません。
そして、「岳の湯」。ジェットバスがついていて、山登り後の疲れを癒すことができます。
ここまでが、本館のお風呂です。
わたしの泊まっている別館にもお風呂はあります。今回、本館のお風呂だけに入らせていただきましたが、靴を履いて移動をするのが面倒な人で、デザイナーズ風呂にたいしてこだわりがない人はこちらでいいかもしれません。
3. まとめ
清潔感があって、お値段の割に必要なものが揃えてあり過ごしやすい宿でした。
朝食はお宿で食べたい派ですが、となりにコンビニがあるので、朝食や行動食などが購入しやすく便利でした。
阿蘇で、リーズナブルにひとり旅をしたいと考えている方にはぜひおすすめしたいと思います。
ちなみに、阿蘇ひとり旅モデルコースをつくってみました。良ければこちらもご覧ください。