【霧島連山/韓国岳・高千穂峰】ミヤマキリシマを楽しむおすすめ登山ルート2選 レンタカー使用

九州

霧島連山は,鹿児島県と宮崎県の県境にある活火山です。最高峰の韓国岳(からくにだけ/標高1,700m)をはじめ,高千穂峰(たかちほのみね/標高1,574m)など大小20を超える火山からできています。

秋は紅葉、冬は樹氷が楽しめ、四季折々の美しさを見せてくれる霧島山ですが、今回、ミヤマキリシマの美しい時期に登ってきました。

ガスがかかったり、強風で勇気ある撤退をしたりと、残念ながら天気には恵まれたとはいえませんが、それでもやはり霧島連山は美しかったの一言です。

大好きな山で、季節を変えて何度も訪れている山々です。

1. 満開情報

天気の関係もありますが、たくさん咲いているときに行きたいですね。ヤマップの活動日記を検索するか、霧島市観光協会の「霧島連山情報」で確認してから、でかけましょう。

霧島山・韓国岳・高千穂峰などの地図に関連する活動日記一覧 ヤマップ公式HP

「霧島連山情報」 霧島市観光協会HP

2. 福岡からのアクセス(公共交通機関+レンタカー)

今回、2人旅だったので、レンタカーを使っています。新幹線で福岡から鹿児島中央駅まで行き、鹿児島中央駅からレンタカーです。

今まで、何度も訪れていますが、公共交通機関でアクセスしたことがあるのは、送迎があったころの「ホテル ピコ ラナイ」(旧 えびの高原荘)に泊まったときのみです。「ホテル ピコ ラナイ」から、韓国岳登山口はすぐそこになります。

いつも運転してもらい、霧島連山へアクセスしています。本数は少ないですが、バスはありますので、登山口へのアクセスは可能です。

今までに使ったことのある霧島連山の登山口へアクセス方法(福岡より)

1. 車のみ 約3時間

2. 新幹線(博多駅から鹿児島中央駅)約1時間半+レンタカー約1時間半

3. 飛行機(福岡空港から鹿児島空港)約1時間+レンタカー約40分

贅沢ですが、公共交通機関も利用した方が身体に負担なくアクセスできます。新幹線でのメリットは乗る列車に融通がきくところ(九州ネットで直前まで変更しやすい)。

飛行機でのアクセスのメリットは、車の運転時間が短いところと渋滞に巻き込まれないところ。飛行機はプロペラ機。

3. 大浪池登山口〜韓国岳 大浪池周回コース

標準コースタイム 4時間53分 登山口にトイレあり

火口湖である大浪池とミヤマキリシマのコラボレーションが見られるコース。大浪池まではスニーカーで登る観光客も多く、登りやすい。

大浪池登山口〜韓国岳 大浪池周回コース ヤマップ公式HP

大浪池に着くと、ガスがかかっていましたが、なんとか見ることができました。これはこれで幻想的です。いつもしっかり見えていることが多かったので、なんだか新鮮でした。

大浪池に着くちょっと手前に、「大浪池園地休憩所」があります。トイレは、携帯トイレ専用なので持参しましょう。

登山口のトイレの前に、使用済み携帯トイレの回収ボックスがありますので、宿や家まで持ち帰る必要はありません。

池を半周歩いている間は、なんとか大浪池を見ることができました。

歩いていきながら、いろんな角度から大浪池を眺めます。

6月なので、ミヤマキリシマだけでなく新緑も美しい。

美しいので、なかなか足が進みません。

途中、避難小屋があります。

下山後、トイレへ行くと共に、使用済み携帯トイレも回収ボックスへ。

こちらは、冬に登った時の写真です。青空が広がるとまた違った美しさです。

4. 高千穂河原ビジターセンター-高千穂河原登山口-高千穂峰 往復コース

標準コースタイム3時間48分 登山口にトイレ、売店あり 山頂に携帯トイレのブースあり

天孫降臨の山として知られている霊峰です。

高千穂河原ビジターセンター-高千穂河原登山口-高千穂峰 往復コース

登山口には、トイレや携帯トイレの回収ボックスがあります。

最初は、樹林帯を歩いていきます。

この日は、ガスが多く、これはこれで神聖な感じがしてよいと前向きにとらえながら、斜面に咲くミヤマキリシマを楽しみつつ登っていました。

「馬の背」と呼ばれる御鉢の火口縁は、幅が狭いのですが、ここの風が強い強い。めちゃくちゃ強風で、ガスもひどくなってきて視界もさらに悪くなってきたので、残念ながら勇気ある撤退をしました。

今回はたどり着けませんでしたが、山頂には天孫降臨伝説の「天の逆鉾」があります。

勇気ある撤退のあとは、ふもとにある「鹿ヶ原」へ歩いていきました。

ミヤマキリシマが広範囲に咲いていて、感動。お弁当を食べるのにちょうどよい場所もあります。

5. まとめ

どちらのルートも、ミヤマキリシマがない季節であっても、強風で撤退したとしても、それでも良い山を登れたと感謝できるルートです。

これからも、ミヤマキリシマだけでなく、秋の紅葉の時期、冬の樹氷の時期と登り続けていきたいと思っています。

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