下山後、別府のおすすめランチ ほぼ通し営業「とよ常」「東洋軒」

九州

山の上で食べる食事ほど美味しいものはありません。しかし、トイレ問題ってありますよね。由布岳は、正面登山口から15分ほど登ったところにトイレがありますが、それ以外、登山道中にトイレはありません。鶴見岳山頂は、もちろんロープウェイの鶴見山上駅にトイレはあるんですが、山上は観光客も多いのでロープウェイで下りて別府で美味しいご飯でも食べたいなあなんて気持ちになってしまいます。そう、山での食事をこよなく愛するわたしでも、別府では別なのです。


別府には美味しいものがたくさんあるけれど食事の回数は限られているので、別府滞在中、何を食べるのかはとても大事。別府ご飯の回数を1回でも増やしたい。
餃子とビールのみで勝負しているあのお店、海鮮の美味しいあのお店、ネタが大きいあのお鮨屋さん、スパイスがたまらないあのカレー店、、、
色々ありますが、今回ご紹介するのは、山帰りにお腹空いていても予約がいらず、まあまあ待ち時間なしで入れる2店舗です。かつ、ほぼ通し営業なので、時間を気にすることなく下山できます。
しかも、どのガイドブックにも大抵紹介されている有名店を、今回ご紹介したいと思います。

「とよ常」本店 11:00~21:00(L.O.20:00) 定休日/水曜

別府駅から徒歩8分。通し営業。

大分豊後の魚とボリュームたっぷりこだわりの天丼が人気のお店です。人気店で待ち客も多いですが、2階席もあるので待ち時間はそんなになく、いすに座って待てます。座っている間にメニュー見て何頼むか考えておけば、オーダーもすぐできますね。注文してから出てくるまでもけっこう早いです。
行列のできる店として有名なので、ちょっと待たせるのが流儀だと思っているところもあるのではとわたしは踏んでいます。予約は受け付けていないそうです。メニューも豊富。数量限定ですが別府にきたらぜひ食べておきたい関あじ関さばも食べられます。


ずいぶん前に天丼も関あじ御膳も食べたことがありますが、色々食べた中での私のお気に入りは、意外なところでアジフライ。肉厚で美味しいのです。
レギュラーメニューにはないので、いつもあるわけではないようです。

最初のお茶は持ってきてくださいますが、おかわりが欲しければ、自分で注ぐ方式。お茶なんかでなく今日はもう飲みたいんだという気分の人は、とり天とりゅうきゅうで一杯なんてこともできます。

早めの下山であれば、「とよ常」別府駅前店はさらに近くて便利。別府駅東口から徒歩3分。

とよ常別府駅前店 定休日/木曜日  営業時間/11:00~14:00 17:00~21:00(LO 20:00)

由布岳、鶴見岳は始発のバスで行けば山登りして14時前に帰ってくることも可能なので、そんなときには、是非利用したいところ。こちらは、通し営業ではありませんのでお気をつけて。

「東洋軒」トキハ別府店 11:00〜16:00  17:00〜18:30

別府駅から徒歩6分。16時から17時まではcloseです。

とり天発祥の地「レストラン東洋軒」の味が、トキハ別府店のフードコート(地下1階)で味わえます。本店は公共交通機関でのアクセスがあまり良くないうえ、休日は長蛇の列なんですが、ここはフードコートなのでほぼ待ち時間なく、揚げ時間待ちだけでいただけるという最高の場所です。
もし、待ち時間が発生したときには、1階にお土産屋さんや無印なども入っているので呼び出しブザーを持って時間つぶしはできそうです。
ま、こちらは山登り後で腹ペコなんで、一刻も早く食べたい気持ちでいっぱいですけどね。。。

お店でオーダーし、呼び出しブザーをもらうというシステムです。
席を確保し、お水を紙コップにセルフでついで、とり天が揚がるのを楽しみに待ちましょう。
今回、オーダーしたのは、東洋軒本店にはないという「本家 別府とり天食べ比べ」です。
別府とり天・ゆずとり天・あおさとり天が入っています。
天ぷらといいますが衣が薄いのでさっぱり食べられます。特製のたれは、かぼす酢醤油。辛子もついてます。かぼすというところが大分感満載です。あおさなんかは、塩で食べるとあおさの味がしっかり感じられて美味しかったです。
3種類もあると食べ飽きずに食べられるところがいいですね。

フードコート内のお隣には、なんと「六盛」があり、別府冷麺を食べることができます。胃袋に余裕のある人は別府名物を一度に食べるなんていうミラクルなこともできます。

ただ、夕食が楽しみなわたしはご飯も頼まず、単品でとり天を頼みました。ここでお腹いっぱいになると夕食が入りませんからね。別府で美味しいものを食べるには戦略的に考えることが大切です。糖質は行動食でしっかり摂ったので、山登り後のタンパク質をここで補給しました。行動食をあまりとらなかった場合は、ご飯もここで食べておいた方がいいかもしれませんね。
ランチで名物とり天を食べながら、夕食までの時間、立ち寄り温泉はどこに行くか、夕食は何を食べるか考えるのは至福な時間です。

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