どちらも大好きなお店です。人気店なので早めの予約がおすすめ。美味しいお魚がある居酒屋気分なら「ろばた 仁」、お肉をたらふく食べたい気分なら「焼肉 一力」でしょうか。どちらもカウンターがあり、おひとり様も大丈夫。
「ろばた仁」 17:00~23:00 年末年始臨時休業以外 無休
別府駅東口から徒歩6分
週末は予約が取れないことがある地元客も多い人気店です。
地元の食材を中心とした海の幸、山の幸、酒蔵の幸を提供してくれます。
メニューも少し載せますが、この物価がどんどん上がっていく中、わたしの知る限りまだ値上げをしていません。安すぎて申し訳ないくらいなので近いうちに値上げがあるかもしれませんね。
キャッチフレーズが「食卓コミュニケーション大切に」となっていて、1人客のわたしはちょっとひるんでしまいますが、おひとり様はまあまあいますし、カウンターもあります。
17時から開いているのでオープンと同時であれば入れることも多いです。
予約が取れなかったときも、ちょっと遅い時間であればお客さんがちょうど帰るタイミングで入れることもありました。
階上へ上がっていくお客さんも多くて、HPを見ると2階と3階があって個室や広間もあるそうです。
わたしは1人か2人でしか来たことがないので、階上は未踏の地です。
が、しかし、いいのです。カウンターの前には美味しそうな魚介あって、これを眺めながら頼むものを決めたりお酒を飲んだりするのが幸せの時間なんですよね。
この日はちょっと遅めにお伺いしたので魚介も少なくなってますね。写真の手前にあるのは、ひおうぎ貝。美味しいので大抵いつも食べているのですが、この日は貝の口がパクパク動いていて生きが良かったので即頼みました。
いや、ほんと何食べても美味しいです。今すぐ別府に行きたい。。。
ろばた仁では人柄の良さそうな大将と、APU(立命館アジア太平洋大学)に世界から集まってきた留学生が働いています。
美味しいだけでなく、働いている人たちの雰囲気も好きなんですよね。
忙しいのにナチュラルな感じで接客していただいて何度行っても癒されます。
「ろばた仁」のブログを覗いてみると今まで働いてくれた人への感謝の気持ちが綴られていて、居心地がいいのはこれだったのかと気づかされます。
親しい人と食卓コミュニケーションを取りつつ飲むのも最高ですが、そんな雰囲気の中でひとり飲みも最高な「ろばた仁」です。
支店も本店から徒歩1分の場所にあります。
「ろばた仁」竹瓦横丁店 17:00〜23:00 定休日 日曜・祝日(但し、連休は最終日)
本店に入れなかったとき行ってみると、入れたこともありました。ぜひ、こちらもどうぞ。
「焼肉 一力」 17:00~24:00 定休日 木曜
別府駅東口から徒歩3分
予約もできますが、昼ごろ電話すると15時から予約帳の近くにいるのでまた電話してねと言われました。
そのくらいの時間に予約の電話は入れるのがよさそうです。
カウンター席もあり、おひとり様も歓迎してもらえる焼肉屋さんです。
初めて見つけたときには、なんて素敵な店を見つけたんだと小躍りしてしまいました。ホルモンやタレにつかったお肉を食べながらお酒をちびちび飲んで、なんだか昭和で懐かしい雰囲気を味わえます。
登山後ってなんだか焼肉食べたくなるときがありますよね。
ひとりで焼き肉って、網使うのにちょっと躊躇してしまうんですが、ここはちゃんとひとりでも歓迎してもらえます。こんな風にひとり1台、焼き台をセッティングされているカウンターがあるんですよ。もちろんカウンターに2人で座ることもできます。座布団の上にあるのはエプロン。油のとびはねに注意してお気に入りの服は着ていかないようにしましょう。2階もあるので座席数はありますが、次から次へと常連さんや観光客の方がやってきます。
ワインのたれに浸かったヒレ角切り。「柔らかくなるから」と言われ、何度もワインのたれにつけながら焼いていきます。
柑橘系の塩タレでいただきます。確かに柔らかくジューシー。
ホルモンも、この嚙み切れなさがたまりません。噛んで甘さを味わいます。カルビやロースも秘伝のタレでいただきます。キムチは1から全て自家製だそう。浅漬けで少し酸味を感じ、お酒やお肉の合間に食べるのにちょうどいい。最後の〆は、卵ふわふわのわか玉スープに決めました。キムチにぎりも絶品だそうですが、いつもお肉を限界まで食べてしまうのでまだ食べたことがありません。次こそはもっとお腹を空かせて食べてみたいものです。
前にいるおじちゃんが、テーブルの上が狭かろうとティッシュの上に肉皿を載せてくれたり、皿を下げてくれたりと世話を焼いてくれました。常連だろうが観光客の一見さんだろうがアットホームに接客してくれる感じが別府に来たなあとしみじみ感じます。お会計は現金のみ。グリーンガムもらえます。
別府って、留学生や移住者などが多いためか、誰でも受け入れてくれるようなマインドとホスピタリティを街全体から感じますが、この2店舗からは特に感じます。きくところによると、「ろばた仁」も「焼肉一力」も創業して50年近く経つそう。いろんなものを受け入れながら長くやってきた地域の常連さんにも愛されるこの2店舗。わたしの別府満喫には欠かせません。どちらも、かなりのおすすめです。