地元出身なら一度は訪れたことがあるだろう博多湾の風光明媚な島、それが能古島。子どものころにアイランドパークに行った印象が強く、ファミリー向けの島と思われることも多いと思います。
今回、ゴールデンウィークに行っても混雑に巻き込まれることなく、景色やグルメを楽しみ、大人の半日島歩きをすることができましたので、ここでシェアしたいと思います。
1. アクセス
能古島へは姪浜能古渡船場からフェリー(所要時間10分)で渡ります。
姪浜能古渡船場までバス・電車で行くには以下のような方法があります。
(1)福岡市営地下鉄空港線 姪浜駅下車→西鉄バス「姪浜駅北口」より「能古渡船場」下車
(2)西鉄バス「博多駅前A」より「能古渡船場」下車
(3)西鉄バス「天神高速バスターミナル前」より「能古渡船場」下車
30分、もしくは1時間おきに船は出航しています。
フェリーの料金は片道230円。定期的に行こうと考えたわたしは、11枚つづりの回数券を購入しました。(2300円 3か月有効)
船には内にも外にも座席があります。
船からの景色。
10分間の船旅で、あっという間に能古島に着きます。
のこのしまアイランドパーク開園の9時に合わせて乗るお客さんが多いので、8時台の船は混みます。遅くとも7時台の船にのると、のんびり乗船できます。
2. 能古島一周
山ではないので、登山アプリ「ヤマップ」に登山ルートはありません。登山靴よりウォーキングシューズなどが歩きやすいです。
島を時計回りに一周歩きました。海沿いに磯部公園の手前まで行き、能古島自然探勝路を歩き、能古展望台に寄り道した後、また海沿いをぐるっと大きくまわってきました。
磯部公園まで海沿いを歩きます。トンビがピーヒョロロと鳴いています。
海を見ながら歩くのは気持ちがいいです。磯部公園にトイレはありますが、ペーパーはありません。展望台の公衆トイレにもペーパーはなかったので、用意をしておきましょう。
道しるべが要所要所にあるので、分岐も迷いにくい。そして、能古島自然探勝路は1本道です。
右へ折り返して、展望台へ向かいます。
展望台に着きました。福岡タワーや志賀島など四方を見渡せ、眺望が良い。
能古島アイランドパークの横を抜け、キャンプ場を上から眺めながら歩いていきます。
ぐるり一周まわって、また船着き場まで戻ってきました。道に花も咲いていて楽しみながら歩けました。
3. ランチ おすすめ3選
繁忙期はオープンと同時に入れるようにしておくと、待たずに入れそうです。島なのでいつも開いているとは限りませんし、魚がなくなり次第終了になることもあるそうです。
①「雑魚」 11時~18時 定休日 月曜日
魚づくしのランチが食べられます。人気店なので待つこともあるかもしれません。
②「カフェかもめ」 10時~17時 定休日 木曜日 金曜日
なんと、絵本を開くと最初のページがメニューになっています。可愛い。
日替わりランチをいただきました。コロッケさくさく、シフォンケーキふわふわ。ご飯が切れているとのことでパンがついてきましたが、塩味きいて美味しいパンでした。
③「みなとや」渡船場から30秒ほどのところにあります。
お刺身プリプリ。
4. 帰る前のお買い物
渡船場の前に青空市場やカフェがあります。能古で作られた野菜や、時期によっては牡蠣が購入できます。能古島の牡蠣は大きくて味が濃い。あれば必ず買って帰ります。
炭火焼や、能古バーガーも美味しいらしいです。休憩所もあります。
乗船時間まで暇つぶしにヨーグルトソフトクリームをいただきました。なめらかで口どけ良し。
5. まとめ
今回はぐるっと島一周歩きをして、魚を食べて、買い物して帰るという大人のウォーキング旅を満喫しました。大満足です。
ゴールデンウィークだったので、混雑を避けるために半日のウォーキング旅を計画しました。実際、昼過ぎには港は混んでいました。
丸一日ある場合は、のこのしまアイランドパークで花を満喫したり、貸自転車に乗って海風に吹かれたり、キャンプ場でチルな時間を過ごしたりするのもプラスすると、もっと楽しめそう。
アイランドパークに行くときには、花の情報をツイッターで確認するとよいですよ。